夢記 [夢のはなし]
いい感覚を持ちながら、不遇な仕事を渡り歩く友人Nに呼び出され、彼の現在の職場である某飯場に呼び出される。
雨上がりで、未舗装の地面はダンプカーやブルドーザーによって出来た轍にたっぷりと水がたまって曇り空を反射させている。
私が到着した気配をどのように察知したのか飯場の入り口で立っているとNは彼が飼っている大型犬とともにふらりと近づいてきた。
犬は体毛が緑色で、ビロード状の短毛種で体格に似合わずたいそうおとなしい性質のようだ。首輪は装着されておらず、かなり太いこれもビロード状の紫色のロープが首に結わえてあるだけだ。
「玉蹴りでもしようか」というNに促され、路面状態から気が進まなかったがサッカーのようなことをして遊ぶが今ひとつ興が乗らず、犬を連れ立って散歩に出かけることにする。
本来はお洒落なNだが、現在の職業を反映してかみなりにまったく気をつかっておらず、そのことに対面直後から瞠目している私。一緒に歩くこともためらわれ、散歩中も少し離れた後ろを付いて歩くようにしている。
異形の犬とその飼い主は道路上では自動車の存在など一切意に介さず我が物顔で歩き、自動車の運転手も関わり合いになることを恐れてか、彼らに道を譲るように走行するように心がけている。
他の夢がインサートされる。
2台の飲料の自動販売機の間に設置された最近あまり見かけないチューインガムの自動販売機。
その前にたたずむ父親と男の子。猟奇的な気配。
チューインガムの自動販売機の上に我が子を座らせて、立ち去ろうとする父親。
子供が下りないように販売機に小銭を入れ、おつりを取ることに夢中にさせておく作戦だ。
念のため(薄めの)アクリル板を2台の飲料の自販機に接着して、子供が下りられないようにしているが、私が見た所簡単に蹴破れそうなものだ。
父親は男の子のことを9歳だと思い込んでいるが、実際は4歳であり、9歳の男の子を自販機状に置き去りにしても軽微な罪だが、それが4歳となると重罪になる。
父親は自己催眠により息子を9歳だと思い込もうとし、またそれに成功しつつある。
なおも父親の策略は続くのだが、私は呆れてつき合うことを止めてしまう。
そして再びNとも会えない。
これは創作?それとも本当の夢?
映画見てるみたいです。うすら寒い感覚が・・・。
続きはあるのか?ちょっとぞくぞく。
by 451 (2006-06-07 09:37)
451さん。
本当の夢です。微笑。
つづきは…、あるような、ナイヨウナ…
あ、ご報告!451さんに教えていただいた「アガタ書店」さんで買いました!
「とってもムーミン」!ありがとうございました!!!
30年来の夢が叶いました!!!!
by 和尚 (2006-06-07 17:50)
うわー、もうむちゃくちゃうれしいですー。
状態もいまいちだったのに、買われるなんて、
その思いの深さにすっごく感動しちゃいました。
楽しいお仕事させていただいてありがとうございました!!!
by 451 (2006-06-08 15:08)